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★代表質問 民主「格差」「政治と金」を追及
・２９日から代表質問が始まり、通常国会の論戦が本格的にスタートした。「政治と金」の
問題に加え、柳沢厚労相が「女性は子供を産む機械」と発言した問題も、野党にとっては
格好の追及材料となっている。
２９日午後、衆院で代表質問に立った民主党・小沢代表は「（政治と金について）政治
資金問題の核心は、どこからいくら寄付をいただき、何にどれだけ使ったかをすべて
明らかにすることだ」とした上で、自らの事務所費問題については「私はすべての
事務所費について領収書及び関係書類も含めていつでも公表する用意がある」と
述べた。これに対し、安倍首相は「事務諸費の在り方等について党改革実行本部に
おいて、検討するよう指示しており、すでに議論が行われている」と答えた。
また、柳沢厚労相の発言について小沢代表が「少子化問題を考える上で、到底見逃す
ことができません。政治家である以前に、人間として許されないこと」と追及すると、
安倍首相は「今後、誤解が生じないように、（柳沢厚労相に）厳しく注意を促した」と
述べた。
さらに、小沢代表は自らの事務所費について「領収書および関係書類を含めて、
いつでも公表する用意がある」と述べた。質問の冒頭では格差問題を取り上げ、
「小泉・安倍政権の６年間で、日本は世界で最も格差のある国になった」と批判した。
これに対し、安倍首相は「徹底的な論戦を受けて立つ」と意気込んだものの、具体的な
答弁はなかった。
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