07/01/29 16:38:19 0
・NHKの番組が放送直前に改変されたとして、取材を受けた市民団体と共同代表が
NHKなどを相手に総額4千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が29日、
東京高裁であった。南敏文裁判長は、「NHKは、番組制作担当者の制作方針を離れて
まで、国会議員などの発言を必要以上に忖度し、あたりさわりのないように番組を改編した」
と指摘。NHKは変更について市民団体側に説明する義務があったのにしなかったとして、
NHKに200万円の賠償を命じた。うち100万円については下請け、孫請け制作会社にも
NHKと連帯して賠償責任があるとした。
訴えていたのは「『戦争と女性への暴力』日本ネットワーク」(バウネットジャパン)。
東京で00年に旧日本軍の性暴力を民間人が裁く「女性国際戦犯法廷」を共催した。
NHK教育テレビで01年に放送された「ETV2001 問われる戦時性暴力」が「法廷」を
取り上げた。
南裁判長はまず、「取材者の言動などにより期待を抱くやむを得ない特段の理由が
ある場合、編集の自由は一定の制約を受け、取材対象者の番組内容に対する期待と
信頼は法的保護に値する」と指摘。一審判決と同様の一般判断を示した。
その上で、孫請け制作会社が取材申し入れの際に「番組提案票」を提示した点や、実際の
放送内容についてNHKから説明がなかった点を検討。バウネット側が「法廷」をつぶさに
追うドキュメンタリー番組になると期待してもやむを得ない特段の事情があったと認定した。(抜粋)
URLリンク(www.asahi.com)
※元ニューススレ
・速報! 東京高裁、NHKの番組改変認める 安倍首相の圧力も取り沙汰された戦争番組改変問題
スレリンク(newsplus板)
・試写後、松尾氏らは(1)民衆法廷に批判的立場の専門家のインタビュー部分を増やす
(2)「日本兵による強姦や慰安婦制度は『人道に対する罪』にあたり、天皇に責任がある」
とした民衆法廷の結論部分などを大幅にカットすることを求めた。さらに放送当日夕には
中国人元慰安婦の証言などのカットを指示。番組は40分の短縮版が放送された。
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