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米軍はこのほど、敵に電磁波を照射して撃退する新型兵器を開発した。
殺傷能力はないが、相手は火がついたような熱さを感じるという。
兵器は22日、報道陣に初公開された。実演では、軍用車の上に皿型の
アンテナを設置。敵役の空軍兵士2人と記者10人が照射を受けた。
開発担当者らによると、兵器に使われているのは、ミリ波と呼ばれる
電磁波。家庭用電子レンジの電磁波を皮膚に当てると、皮下数センチ
まで到達するのに対し、こちらは皮下わずか約0・04ミリまでしか
届かない。摂氏約55度前後の熱で苦痛を与え、敵の戦闘能力を抑える
効果が期待される。
通常の非殺傷兵器に比べ、射程距離が500メートル以上と長いのも
特徴。ゴム弾などの約17倍に相当する。壁などの障害物は越えられないが、
ほとんどの衣服は貫通するという。実演では、冬服を何枚も着た記者らが
「突然、焼けるような熱さを感じた」と話した。
「この技術は将来へのカギとなる。多くの民間人や兵士の命が救われる
だろう」と、担当者らは強調する。実用化は2010年以降になる見通しだが、
すでに軍内の各部門が強い関心を示しているという。
ソース(CNN) URLリンク(www.cnn.co.jp)
写真(電磁波を使った米軍の新兵器。照射された相手は熱さを感じる)
URLリンク(www.cnn.co.jp)