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宮崎県の清武町と日向市東郷町で鳥インフルエンザに感染した鶏が大量死した問題で、
清武町でみつかった「H5N1型」とほぼ同じ遺伝子のウイルスが韓国で今月、渡り
鳥のマガモの糞(ふん)から検出されていたことが、わかった。感染経路の解明を
進める農林水産省も関心を寄せている。専門家の間では「犯人」として渡り鳥、なか
でもカモ類を挙げる声が出てきた。
韓国西海岸側の天安(チョナン)市など4都市では、昨年11月からこれまでに、
鳥インフルエンザが5回発生した。同国農林省によると、ウイルスの遺伝子はすべて
清武町と同じ中国・青海湖タイプ。しかも、同市内で採取されたマガモの糞から、
同じ青海湖タイプのウイルスが検出された。
渡り鳥の飛来ルートとしては、シベリアや中国東北部から朝鮮半島の西海岸沿いを
南下し、九州にいたるコースが知られる。農水省の感染経路究明チームのメンバー
でもある金井裕・日本野鳥の会主任研究員によると、マガモもこのルートで11~
12月にかけて日本に飛来するとされる。
韓国農林省によると、天安市で鳥インフルエンザに感染した鶏の大量死が発生し、
マガモの糞からウイルスが検出されたのは今月19日。だが、この糞は昨年12月
下旬に採取されていたという。
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