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★<参院副議長辞任>民主、共産との共闘崩壊 他党は連携確認
民主党の小沢一郎代表は26日、角田義一参院副議長の辞任ショックを振り払うように、
国民新党や新党大地の幹部らと会い、国会や夏の参院選に向けた共闘確認に奔走した。
だが、昨年11月の沖縄知事選では共闘した共産党とは、同党が民主党攻撃を強めていることもあり、
修復不可能なまで溝が広がっている。
民主党と国民新党は、昨年の臨時国会では国会対応をめぐってギクシャクし、国民新党が
公認候補を立てた参院千葉選挙区(改選数2)で民主党が2人目の候補を決めたため選挙協力も
難航している。こうした状況を受け、両党は小沢氏と綿貫民輔代表ら三役同士が国会近くの
ホテルで会食。参院群馬選挙区(同1)で民主党が国民新党候補の支援検討を伝えるなど、
共闘立て直しで合意した。
さらに参院北海道選挙区(同2)では、民主党は1人公認にとどめ、2人目は新党大地の
副代表を統一候補として擁立。代わりに新党大地が4月の北海道知事選と札幌市長選で
民主推薦候補を支援することになった。小沢氏は26日夕、札幌市に入り、新党大地の
鈴木宗男代表と共同で記者会見、同選挙区の野党独占を目指す目標を強調した。
一方、民主党は同日、4月の参院沖縄補選で連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)を、
参院選の沖縄選挙区(改選数1)では昨年11月の沖縄知事選で落選した前参院議員の
糸数慶子氏(59)を擁立する方針を固めた。知事選で糸数氏を共同推薦した共産党は
「国政選挙と知事選は違う。他党と組むのはほぼ不可能だ」(幹部)としており、
沖縄でも共産を除く野党共闘になりそうだ。
参院選や統一地方選に向け独自色を強めたい共産党は、ここにきて機関紙などで
民主党を自民党と同列に「悪政の共同執行者」と攻撃。民主党も国会の野党共闘で
「共産党外し」を図るなど、「民・共」対立が激化している。
毎日新聞 URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)