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★京都の2ホテル、耐震偽装…1級建築士が改ざん認める
・国土交通省は25日、京都市内の2ホテルの構造計算書に改ざんが見つかり、強度が
耐震基準の70パーセント台しかないと発表した。
構造設計を担当したのは設計事務所「田村水落設計」(富山市)の水落光男・1級
建築士で、京都市の調査に対し偽装の事実を認めている。国交省は水落建築士が
過去に富山県内などで手がけた126物件すべてについて、偽装の有無を調査する。
強度不足が判明したのは、京都市下京区の「アパヴィラホテル京都駅前」(耐震強度
71パーセント、10階建て)と「アパホテル京都駅堀川通」(同79パーセント、11階建て)。
いずれも全国でマンションやホテルなどを展開する「アパ」グループ(金沢市)が建築主で、
2003年8月に民間の指定確認検査機関「京都確認検査機構」が建築確認を下ろした。
施工したのは、「京都駅前」がグループ会社の「アパ建設」、「堀川通」は中堅ゼネコン
「熊谷組」。
水落建築士は、柱や筋交いの強度のデータを差し替えていた。水落建築士を巡っては、
「アパ」グループが埼玉県鶴ヶ島市と千葉県成田市に建設中だった分譲マンションでも
不適切なデータの取り扱いが判明、建設が一時中止となった。同建築士が手がけた
42件の抽出調査を国交省が進めた結果、今回の偽装が発覚した。
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