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★<政治活動費>副大臣9人が1000万円以上 領収書不要分
05年の政治活動費のうち、使途を明らかにしないで済む「1件5万円未満」の
支出の合計が1000万円を超えた閣僚、副大臣が安倍晋三首相ら9人に上ることが
政治資金収支報告書で分かった。閣僚のトップは松岡利勝農相の約3470万円で、
政治活動費全体の4割を占め、少なくとも年690回以上少額支出を繰り返した計算になる。
「事務所費」や「備品・消耗品費」に続いて、政治活動費の不透明さも浮かび上がった。
政治資金規正法の施行規則は政治集会やパーティー開催費、交際費などからなる
政治活動費については領収書を添付し、支出先の名称や住所を政治資金収支報告書に
書かなければならないと定めている。しかし、1件5万円未満の支出については
「その他の支出」として一括して合計額を書けばよい。このため、「領収書の取れない
カネの処理に悪用するケースがある」(元衆院議員秘書)との指摘がある。
閣僚、副大臣の資金管理団体を調べたところ、政治活動費の「その他の支出」が
もっとも多かったのは、武見敬三副厚生労働相の約3690万円で、
政治活動費全体に占める比率は5割を超える。
閣僚では松岡農相、麻生太郎外相(約3010万円)、甘利明経済産業相(約2740万円)と続く。
毎日新聞は主な使途について説明を求めたが、松岡農相と甘利経産相の事務所は
「収支報告書に記載している通り」、麻生外相の事務所も「報告書の記載以上でも以下でもない」
と答えるにとどまった。武見副厚労相の事務所からは23日までに回答がなかった。
また、公明党の冬柴鉄三国土交通相は政治活動費の全額約1940万円を「その他の支出」とした。
大臣秘書官は「日常的な支出ではやはり(使途が出ないように)5万円未満を意識してしまった。
ミニ集会や勉強会の会場代、懇親会でのお店への支払いなどが使途で、不正な支出はない」と話す。
安倍首相は1560万円だったが、事務所は「実際の支出に基づき、法にのっとって報告している通り」とした。
(以下略)
毎日新聞(抜粋) URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)