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★新「岡山市」が発足 建部、瀬戸町を編入合併
政令市へ準備本格化 ６９万６１７２人
・岡山市と建部、瀬戸両町は２２日、合併し、両町が同市に編入された。新「岡山市」は
人口が約２万１０００人増えて６９万６１７２人（２００５年国勢調査）となり、政令指定
都市への移行に必要な７０万人を年内にもクリアする見通し。市は政令市に向けて
最短の期間で準備を進め、０９年４月の移行を目指す。
この日午前、建部、瀬戸地域に一定の予算編成権を持つ合併特例区（５年間設置）と、
旧町役場に置く支所の開所式が両地域でそれぞれ行われ、出発を祝った。
瀬戸支所（同市瀬戸町瀬戸）隣の瀬戸公民館では、高谷茂男市長が支所職員らに
辞令を交付し「政令市を目指し、一緒に新しい岡山市をつくろう」、土井堅郎合併
特例区長（旧瀬戸町長）が「地域住民のニーズに応えるため、市と一体となって
活動したい」とあいさつ。花岡薫市議会議長と３人で、旧町役場の玄関に合併特例区
と瀬戸支所の看板を掛けた。
政令市は都道府県並みの権限を持ち、人口１００万人を期待できる市が昇格して
きたが、市町村合併を促す国が要件を下げ、７０万６０００人余りの静岡市が０５年
４月に移行。０６年４月に堺市、今年４月には新潟、浜松市と続き、全国１７市になる。
岡山市は１８番目の政令市を目指す。
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