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★教育再生 報告案おおむね了承
政府の教育再生会議は合同分科会を開き、これまでの「ゆとり教育」を見直して
授業時間数を１０％増やすことや、深刻化するいじめ問題に対応するため
出席停止制度を活用することなどを盛り込んだ第１次報告案をおおむね了承しました。
第１次報告案は「ゆとり教育の見直し」「規律ある教室」「教員の質の向上」
「教育委員会のあり方」など７つの提言から成っています。
このうち「ゆとり教育の見直し」では、ゆとり教育を見直し、塾に頼らなくても
学力が付く学校を実現するため、授業時間数を今より１０％増やすことや、
薄すぎる現在の教科書を質・量ともに改善させるとしています。
また「規律ある教室」では、いじめ問題を解決するため、警察と連携したり、
いじめる側の子どもの出席停止制度を活用すること、教員がきぜんとした指導が
できるよう学校教育法で禁じられている「体罰」の定義をことし３月末までに
見直すこと、高校で奉仕活動を必修化することを求めています。
そして「教員の質の向上」では、今後５年間で教員採用者の２０％以上を
社会人や外国人とするとともに、不適格な教員を教壇に立たせないよう
教員免許の更新制度を導入し、更新にあたっては厳格な認定を行うよう
求めるとしています。
さらに「教育委員会のあり方」では、教育委員会や学校を第三者機関が
評価する制度の導入や、規模の小さな自治体の教育委員会を統廃合することが
盛り込まれています。
（中略）
教育再生会議の野依座長は、この案に沿って第１次報告を最終的にまとめ、
来週２４日をめどに総会を開いて、安倍総理大臣に提出することにしています。
NHK URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)
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