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初飲酒３割「小３以下」
2007年01月18日
富山市保健所中高生を調査
中学生の約４割が酒を飲んだことがあり、最初に経験したのは小学３年生以下、きっかけは
家族のすすめが最も多い―。富山市保健所が市内の中学高校生を対象に初めて実施した
飲酒・喫煙の調査で、こうした結果が出た。喫煙も中学生では小学３年生以下で経験する
ケースが多く、市保健所は未成年の飲酒・喫煙を防ぐには、学校での指導とともに家庭教育も
大切として、保護者向け研修会などに取り組む。
調査は今年度新たにまとめる「市健康プラン２１」の資料として、市内の中学校２８校、
高校２１校の計１４６学級を対象に昨年９月に実施。中学生２６６５人、高校生２２７８人が
回答。男女別に集計した。
飲酒経験があると答えたのは、中学男女とも４割前後、高校男女で過半数を占めた。
経験がある生徒のうち、初めて飲酒した時期は小学３年生以下が約３割で、最も多かった。
高校３年男女では最近１カ月で飲酒したという生徒も４割近くに上った。
飲酒のきっかけは「家族のすすめ」がいずれも最も多く、３割程度に上った。
また、喫煙経験があると答えたのは中学男子が９・２％、女子が６・２％、高校男子２０・４％、
女子１６・４％。中学生では初めて喫煙した時期は、小学３年生以下と答えたのが男女とも
４分の１前後を占め、最も多かった。
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