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NHKの2007年度の予算や重点事業を示す「07年度収支予算と事業計画」の
概要が16日、明らかになった。受信料収入は03年度に6478億円まで増えた後、
相次ぐ不祥事の影響で05年度まで2年連続で減少した。収支予算によると、
06年度は前年度比36億円増の6060億円と3年ぶりにプラスに転じる
見通しとなった。当初予算比では120億円の増収となる。
さらに07年度は6130億円と、06年度より70億円の増収を見込んだ。
実現すればNHKが昨年1月に発表した中期3か年経営計画の08年度の目標
(6140億円)を1年前倒しでほぼ達成する。
受信料の増加は、訪問集金から口座振替への切り替えや、簡易裁判所を通じた
支払い督促の効果と見られる。
菅総務相は受信料の支払いを法律で義務化する前提として、08年度から受信料を
2割程度値下げするようNHKに要請する方針を示している。受信料収入が
回復したことで、値下げや合理化などを求める声がさらに高まる可能性もある。
NHKの橋本元一会長は17日、収支予算と事業計画を菅総務相に提出する。
NHKは07年度予算のポイントとして、
〈1〉視聴者の信頼回復などを目指し改革を推進する
〈2〉効果的・効率的な業務運営を行う
〈3〉受信料制度の理解促進を図り、公平負担の徹底に取り組む
の3点を挙げた。
事業の重点事項のうち、受信料の増収策として、未払い者への支払い請求強化や、
受信契約の増加を図る方針を示した。
受信契約件数は、05年度に44万件減少したが、06年度は1万件、07年度は
20万件の増加を予想している。
*+*+ YOMIURI ONLINE 2007/01/17[03:06] +*+*
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