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(>>1のつづき)
さらに自身の収入や財産が明らかでないのをいいことに、「債権とは債務者が支払えという
ものではなく、あくまで債権者の取り立ての権利」と居直る。賠償金が取れないのは、
取り立てが甘いからと言わんばかりだ。
とはいえ、勝訴した誰1人として、西村氏から開示や賠償を得られていないのも事実。
このため男性は、耐震偽装マンションを売ったヒューザーの小嶋進元社長(53)や
投資詐欺が発覚した近未来通信に対して被害者らが行ったように、民事訴訟を起こす
前に西村氏を破産させ、賠償金を確保することに決めた。
男性は「仮差し押さえや差し押さえでは申立人にしかお金が入らない。これまで勝訴した
全員に賠償金が配分される、第三者破産手続きのほうがいい」と説明する。
司法には高度な判断が求められる。果たして東京地裁は、西村氏を債務超過と認めるのか。
ある弁護士は「西村氏が最近、さかんに年収1億円と言っていたのは、第三者破産への
牽制だろう。だが、数千万円もの賠償命令だけでなく、毎日全国で加算される間接強制の
科料もある。今後も支払う意思がないと公言しているのも大きい。破産を認める可能性は
十分ある」と分析する。
破産手続きが始まれば、破産管財人には西村氏の帳簿や書類などを調査する権限が
あるため、これまで不透明だった2Chなど西村氏周辺の金の流れが丸裸にされるのは
間違いない。破産者は裁判所の許可なく居住地を離れることが禁じられ、海外への
“高飛び”も不可能となる。
夕刊フジの報道に端を発する“閉鎖騒動”の中、西村氏が取締役を務める会社「ニワンゴ」は、
西村氏の「独占・緊急インタビュー」を15日にメール配信すると発表していたが、結局実現せず。
「ひろゆきさん所有のパソコンが壊れていることが判明。残念ながらインタビュー実施には
至りませんでした」と釈明したが、額面通り受け取るほど世間もおめでたくないだろう。
年明けから次々と打たれるクサビ。1000万人ものユーザーを抱える巨大掲示板の管理人として、
西村氏は重大な決断を迫られつつある。(以上、一部略)