07/01/16 15:13:30 0
参院の角田義一副議長(群馬選挙区)が3選を果たした01年夏の参院選で、民主党群馬県連
などでつくる総合選挙対策本部に「陣中見舞い」などとして寄付された個人・団体献金計
約2517万円が、同県連や角田氏らの政治資金収支報告書に記載されていないことが16日、
分かった。毎日新聞は寄付を記した裏帳簿を入手。中には寄付を受けることが禁止されている
外国人団体も記載されていた。当時の会計担当者は裏帳簿作成と報告書などへの未記載を認め
「指示を受けて作成した。すべて裏金として処理された」と話しており、政治資金規正法などに
抵触する可能性がある。
裏帳簿などによると、角田氏の総合選対本部は参院選前後の01年5月~8月、企業・団体
約90団体、個人約130人から献金を受けた。しかし、当時、角田氏が代表を務めていた
民主党県連と党群馬県参院選挙区第1総支部、角田氏の資金管理団体や後援会などいずれの
報告書にも献金の記載はなかった。政治資金規正法は政党や政治家の資金管理団体などが献金
を受けた場合、政治資金収支報告書への記載を義務付けている。また、公職選挙法は選挙に
伴う寄付を選挙運動費用収支報告書に記載するよう義務付けている。当時の会計担当者は
これらの報告書作成を担当していたという。
帳簿に記載されている主な団体は、連合群馬(前橋市、1000万円)、群馬県教職員組合
(同、600万円)などの労組のほか、社民党県連(同、30万円)も含まれている。また、
政治資金規正法で寄付を受けることが禁止されている外国人団体で朝鮮総連系の「在日本朝鮮
群馬県商工会」(前橋市、50万円)の記載もあった。このうち、全国社会保険労務士政治連盟
(東京都)や群馬県興農政治連盟(前橋市)、同県税理士政治連盟(同)が10万~30万円
を寄付したことを報告書に記載している。同県庁職員労働組合(同)は3万円の献金を認めている。
(後略)
■ソース(毎日新聞)【杉本修作】
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)