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★転落事故：汚水処理タンクに 作業員１人死亡 横浜
１５日午後３時ごろ、横浜市戸塚区東俣野町、市の汚水処理場「西部水再生
センター」で、汚水処理タンク（幅約８メートル、長さ約３０メートル）の上部にいた
作業員の外山弘之さんら２人が約９メートル下のタンクの底に転落した。外山さん
が頭を強く打って死亡し、柳一男さん（６５）＝同市中区扇町４＝が肋骨（ろっこつ）
を折る重傷を負った。
神奈川県警戸塚署の調べでは、タンク上部には、約２メートル四方の繊維強化
プラスチック製板（厚さ６センチ）をつないだふたがあったが、うち１枚が外れた
らしい。補修作業のため汚水は抜かれ、底に汚泥が２０～３０センチ残っていた。
中田勝義・同センター長は「ふたを支えるコンクリート製の受け枠が崩れたようだ」
と話している。市の委託で、外山さんら作業員６人は午後３時ごろから足場を組む
作業をしていた。市は作業員にふたの上を歩かないよう注意していたという。
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