07/01/16 14:41:21 vU2rORzQ0
>>129
もちろん思ったよ。
「検察の裏金やカラ出張などを指摘する人は、ご覧のように胡散臭い存在です」
と大衆に涙ぐましくアピールすべく、上の命令で必死に元事務官に張りついていた
連中がいると直感したな。検察のイメージ戦略だろうね。
あと、領収書偽造を勇気を持って告白した元副検事の身の上にもなにごとも
起こらなければいいがと念じていた。
いずれにしても、「検察の裏金」が明らかになった時点で、「やはり」という気持ちと、
「検察よお前もか」という気持ちが同時に去来した。
検察は最後の砦として信頼し、憧れていた時期もあったからね。
もちろんすべての検察官が悪いのではなく、一部の特権階級とでもいうべき連中が
悪さをしているわけだが。
検察内部での権力闘争、あるいは政治権力との癒着は新しい問題ではない。
さすがに造船疑獄のときのような指揮権発動といった露骨な手段はとれないが、
形を変えて依然として政治権力は検察権の行使に影響を及ぼしている。
国家を人体に例えるならば、検察はいわば外科医である。国家の病巣を探り、
切除することによって回復するのである。有能な若き外科医が病巣を発見し、
手術しようとしても、外科部長、院長はたまた医師会などから「そこは切っちゃいかん」
といった横やりが入るのである。斯くして病巣は放置されるに至る。
そういったお歴々のお住まいはと言えば、なんと癌細胞であったというお話。