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★備品費:政治団体が高額支出…不透明、領収書不要
閣僚らの政治団体の不明朗支出問題で、焦点となっている「事務所費」だけでなく、
「備品・消耗品費」でも、高額な報告をする団体が相次いでいる。
事務所費と同じく明細や領収書提出の義務がない経常経費にあたるが、
松岡利勝農相の後援会は2年連続で1300万円以上を計上し、
金田勝年前副外相のように、2000万円以上を報告した団体もある。
政治家間の額面差も大きく、不透明感は否めない状況だ。
松岡農相の「松岡利勝後援会」は05年に1343万円かかったと報告。
この後援会は04年にも1435万円を計上した。
内訳などの毎日新聞の問い合わせに関し、松岡氏の事務所は
「本人が海外出張中であり、今の段階では答えられない」とコメントした。
金田前副外相の資金管理団体は05年2205万円、04年1505万円、
03年2315万円だった。内訳の説明を求めたが、事務所は「東京と地元秋田を
含めて活動している。ガソリン代など適切なものだ」とコメントするのみだった。
資金管理団体が03年に1353万円で、05年も936万円だった遠藤利明
副文部科学相の秘書も「車なども持っている。政治資金規正法にのっとった
内容の支払いを計上したもの」と内訳の説明に応じなかった。
総務省に資金管理団体を届け出た閣僚12人の05年の備品・消耗品費の
平均は372万円となっている。この資金管理団体に限った比較では
麻生太郎外相が924万円でトップ。松岡農相の資金管理団体は742万円だった。
政治資金規正法施行規則の定めにより、車など100万円を超える
動産を取得した場合は収支報告書に記載する必要があるが、
松岡、金田、遠藤3氏の団体の05年分の該当欄に記載は無い。
毎日新聞 URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)