07/01/13 11:01:02 0
民主党の小沢一郎代表の資金管理団体が、衆院選が行われた平成17年に
事務所費として、約4億1500万円を計上していたことが12日、政治資金
収支報告書で分かった。事務所費の計上には領収書が不要のため使途は不明だが、
16年の同団体の事務所費は10分の1以下の約3800万円で、急騰ぶりを
示している。
小沢氏の資金管理団体「陸山会」が提出した政治資金収支報告書によると、
主な事務所の所在地は東京都港区のマンションで、事務所費は15年に
約9900万円、16年に約3800万円を計上している。
同じく経常経費として計上される人件費や光熱水費、備品・消耗品費は
15~17年の3年間であまり変化はないが、事務所の賃料や電話代を含む
事務所費だけは年ごとに大きく変動している。
政治資金収支報告書に記載される資金管理団体の支出は、選挙関係費などの
政治活動費と事務所費などの経常経費とに分けられる。
政治活動費は1件あたり5万円以上の場合、領収書添付や明細の記載を義務
付けられるが、経常経費は金額に関係なく、明細や領収書は不要だ。
事務所費が年間で4億円を超えた理由について、小沢氏の事務所は産経新聞の
取材に「担当者に連絡がつかないので分からない」としている。ただ、官報に
よると、「陸山会」は17年に東京都世田谷区内に計約3億6500万円相当の
土地と建物を購入しており、これを事務所費として計上した可能性もある。
民主党では、松本剛明政調会長の資金管理団体が、賃料ゼロの議員会館を主な
所在地としながら17年分として事務所費約1870万円を計上。菅直人代表代行
は「鳩山由紀夫幹事長が問題ないと判断し、松本氏に伝えた」と述べ、問題は
ないとの認識を示している。
■ソース(産経新聞・iza)
URLリンク(www.iza.ne.jp)