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★夫遺体切断：床張替え血痕隠す 家具も処分 歌織容疑者
東京都渋谷区の不動産投資信託会社員、三橋（みはし）祐輔さん（３０）の
切断された遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された妻、
歌織（かおり）容疑者（３２）が祐輔さん殺害後、自宅の家具類を処分したうえ
床に新しいフローリングを敷いていたことが分かった。警視庁新宿署捜査本部は
証拠隠滅が目的だったとみている。一昨年６月に祐輔さんの暴力でけがをして
目黒署の聴取を受けた際、一時滞在できる施設の紹介を求めていたことも分かった。
調べでは、歌織容疑者は昨年１２月２２日、自宅リビングルームにあった
ソファとタンスを粗大ゴミとして処分していた。同じ日、リフォーム業者に
壁と床の張り替え工事を電話で申し込んだ。工事は１２月２９日に実施。
壁紙は張り替えだったが、フローリングは新しいものを古いものの上に敷いた。
逮捕後、捜査本部がフローリングをはがしたところ、下から血液反応が確認された。
家具類はすでに都が回収し、粉砕処分されていた。供述によると歌織容疑者は
１２月１２日、自宅で祐輔さんを殺害。リビングルームにシートを敷いて
遺体をのこぎりで切断したことが判明している。
歌織容疑者はまた、０５年６月に祐輔さんの暴力でけがをして病院で治療を受けた際、
目黒署の聴取に「自宅に帰りたくないので泊まれる施設を紹介してほしい」と頼んでいた。
署員が「傷害などで訴えることができる」と教えると、「家庭のことなので事件に
したくない」と答えた。署員は家庭内暴力の被害者を一時保護できる施設を紹介したが、
その後、連絡はなかったという。
毎日新聞 URLﾘﾝｸ(www.mainichi-msn.co.jp)
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