07/01/12 13:22:00 0
賠償命令を無視し続けてきた日本最大の掲示板「2ちゃんねる」(2Ch)の管理人、
西村博之氏(30)の全財産が仮差し押さえされることが12日、分かった。債権者が
東京地裁に申し立てたもので、対象となるのは西村氏の銀行口座、軽自動車、
パソコン、さらにネット上の住所にあたる2Chのドメイン「2ch.net」にまで及ぶ見込み。
執行されれば掲示板の機能が一時停止するのは必至だ。
12日午前、仮差し押さえを申し立てたのは、西村氏に対して約500万円の債権を持つ
東京都の会社員の男性(35)。
(中略)
夕刊フジ既報の通り、西村氏は一切の賠償命令を意識的に無視し続けている。昨年11月の
講演会では「子供の養育費の踏み倒しと同じ。賠償金を払わせる方法はこれ以上ない。
イヤなら法律をつくればいい」と強弁した。
(中略)
男性も西村氏が所有する軽自動車の標識番号や銀行口座など、差し押さえられるものを何とか
突き止めた。申し立てに際して周囲から「返り血を浴びる」「またネットでたたかれる」と
たしなめられたが、「年収は1億円」とさまざまな媒体で放言する西村氏を見て意を決した。
(中略)
今後、西村氏の異議申立期間もあるが、これまでと同様に出廷しない場合、早ければ再来週にも
強制執行が始まる。
今回の仮差し押さえは、西村氏個人はもとより、1000万人ともされる2Chユーザーにも大きな
影響を及ぼす公算が大きい。東京地裁の「値段がつくものは差し押さえ可能」との判断から、
「日本国内では前代未聞」(ドメイン登録機関)とされるドメインの仮差し押さえも行われるからだ。
手続きが進んでドメインの所有権が移り、2Chというサイトがネット上の住所を失ってしまうと、
ユーザーが従来の「2ch.net」にアクセスしても、何ら閲覧できなくなる。
運営側が掲示板の継続を望むなら、新たなドメインを取得して全システムを引っ越す必要が
あるが、「2Chはリスクを分散するため、50台ものサーバーが各自独立しており、全体を
統括するサーバーがない。データの書き換えは容易でなく、引っ越しに2週間は必要だろう。
さらに新ドメインを周知するのが大変だ」(IT業界関係者)。
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