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県、市町村財政に強い影響力を持つ総務省の菅義偉総務相が6日来県し、
宮崎市内のホテルで自民党県連主催の「総務大臣を囲む新春懇談会」が開
かれた。全市町村の首長、議長らが案内を受けたが、出直し知事選期間中な
どを理由に大半が欠席、市町村長にいたっては本人出席が1町長だけだった。
案内状には特定の立候補者への支援要請と、陳情・要望の受け付けが併記
されており、欠席した首長からは「踏み絵と取られても仕方がない」と困惑の声
も上がった。
菅総務相は安倍内閣の地方分権に対する考え方などを説明。その後、知事
選の特定の立候補者に触れ、「非常に有能な逸材。宮崎の経済の発展、活性
化、雇用確保拡大のため、必ず役に立つ知事になれる。ご理解いただければ、
うれしい」と述べた。
案内状が出されたのは副知事や市町村長、市町村議会議長ら。市町村長は
公務を理由とした欠席が目立ったが、代理出席も7人しかいなかった。市町村
議会議長も出席は3人だけだった。大臣来県の際には陳情を行うことが慣例と
なっている県の坂佳代子副知事も選挙期間中であることに配慮。懇談会前に
菅総務相を訪ねた。
菅氏が大臣を務める総務省は地方交付税の配分などで県や市町村に強
い影響を行使している。そのトップが選挙期間中に陳情・要望を受け付ける
という懇談会について、出席したある市の助役は「市長本人が出席するのは
難しい。市長同士で話し合い、欠席を決めたようだ」と語った。
閉会後、菅総務相は記者団に対し「(自民党)県連が懇談会をやるというの
で来た。(身分は)党人と大臣と分けようがない。気を付けて発言した。具体的
な投票依頼はしていない」と強調した。
(一部略。全文はソース参照)
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