07/01/05 15:48:47 0
うつぶせ寝：乳児窒息死 経営者を警視庁捜査 東京
東京都足立区大谷田２のマンション一室に開設されていた託児所で昨年１０月、うつぶせで
寝かされていた生後５カ月の女児が窒息死する事故が起きていたことが分かった。４０代の
女性経営者が、泣いている女児を約２時間にわたり放置していたといい、警視庁捜査１課と
綾瀬署は業務上過失致死容疑で捜査している。この託児所は保育士などの資格者がおらず、
東京都への届け出もしていなかった。事故後、閉鎖している。
調べや関係者によると、昨年１０月２１日午後４時ごろ、託児所の育児室の布団の上で、
女児がぐったりしているのに女性経営者が気づいた。女児は病院に運ばれたが死亡が
確認された。解剖の結果、死因は窒息死と分かった。
女性経営者は女児の異常に気づく２時間ほど前、女児を布団にうつぶせで寝かせた。女児は
泣き出したが、経営者は別室に行き、たばこを吸ったり、パソコンに向かったりしていたという。
経営者は妹と２人で託児所を運営していたが、当時は経営者だけだった。
託児所は、９９年に開設。親から保育料を受け取って乳幼児を預かっていたが、経営者と妹は
保育士などの資格を持っていなかった。
厚生労働省によると託児所の開設には都道府県などへの届け出が必要。都道府県は監督基準に
基づいて指導し、悪質な経営には立ち入り調査などの措置を行う。この託児所は届け出をして
おらず、都は事故後に初めて立ち入り調査をした。女児の母親（３４）は毎日新聞の取材に
「なぜ２時間も目を離したのか。当然、資格があると思っていた。怒りの気持ちでいっぱいだ」
と話している。
同課は、女性経営者が女児を適切に見守っていなかったことが死亡につながった疑いがあると
みており、経緯について関係者から事情を聴いている。
毎日新聞 2007年1月5日 15時00分
URLﾘﾝｸ(www.mainichi-msn.co.jp)