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二〇〇六年の香川県内の交通事故死者数は九十六人となり、前年と比べ
た増加率、人口十万人当たり死者数ともに全国ワースト一位となったことが
二日、香川県警交通部のまとめで分かった。飲酒運転やシートベルト非着用
が絡んだ事故が目立ち、現在の統計方式で過去最少だった〇五年から一気
に二十一人増加。同部は「安全意識の欠如が重大事故につながった」と分析
している。
まとめでは、〇六年の香川県内の人身事故は一万二千九百一件（前年比
４・１％減）、負傷者は一万六千三百三十人（同３・３％減）でともに減少した。
しかし、事故死者の増加率は全国ワースト一位の２８・０％。人口十万人当た
りの死者数は九・四八人で、五年ぶりのワースト一位だった。
飲酒が絡む死亡事故は二十四件発生し、二十六人が死亡。発生件数は、
過去十年間で最も多かった九八年（二十一件）を上回り最悪を記録。死者数
も同年と同じ二十六人で十年間の最悪だった。
飲酒が絡んだ事故は、午後十時から午前二時ごろに集中。はみ出しなど
による正面衝突と電柱に衝突するなどの自損事故が、全体の７５％を占めた。
飲酒によるハンドル操作ミスや注意力が散漫となったことが、惨事につながっ
たとみられる。
（続きはソース参照）
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