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★元日からレストランが禁煙へ、カフェは含まず ベルギー
ブリュッセル─ベルギーでは来年1月1日から、レストラン内を禁煙とする禁煙法が施行される。
しかし、カフェやバーなどは対象に含まれておらず、受動喫煙の害を減らすためには、不十分だとの
声も挙がっている。
ベルギーでは2006年1月1日から、職場や公共の場が禁煙となっている。
元日から施行される禁煙法では、レストラン内は禁煙となり、レストランの経営者は煙が食事場所に
流れ出ないよう、喫煙用の別室を設けることを求めている。
ベルギーの保健相は、1年間で2万5000回にわたって、レストラン内の禁煙状況のチェックを実施
すると断言。違反した場合は、最高で1650ユーロ(約26万円)の罰金が科せられる。
しかし、ベルギーのがん撲滅活動団体は、「(今回の禁煙法は)重要な一歩だが、十分ではない」と
指摘。同国内では年間2500人が、受動喫煙が原因で死亡しているとして、さらに踏み込んだ禁煙
を求めている。
一方で、レストランだけが禁煙となることに、現場でも混乱が生じている模様だ。この点について、
与党・自民党の政策担当者は、「喫煙者の団体に立ち向かう、政治的な勇気が不十分なため」と
見ている。
禁煙化の流れが加速する欧州では、アイルランドやイタリア、マルタ、ノルウェー、スウェーデン、
スコットランドで、レストランなどの飲食店が禁煙となっている。英国では2007年内に、喫煙に寛大
とされるフランスでも2008年の元日から、レストランなどが禁煙となる。
2006.12.31 Web posted at: 15:27 JST
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