06/12/31 02:33:20 0
ことしインターネットを安全に使うことができなくなったウィンドウズ98などのパソコンが、
全国の公立学校だけで40万台に上りましたが、経済産業省は来年度から、「リナックス」と
呼ばれる無償の基本ソフトを利用して、こうしたパソコンを再生させる事業を始めることになり
ました。
マイクロソフト社の基本ソフトウィンドウズ98とMeは、今年7月にサポートが打ち切られ、
新たに見つかった欠陥にも修復措置がとられていないため、インターネットを安全に使うことが
できなくなっています。
こうしたパソコンは、文部科学省が調査を行ったことし春の時点で、全国の公立の小中学校と
高校だけで40万台に上っており、各学校では文書作成の専用機として使うなど、利用方法に
苦慮しているのが現状です。
このため、経済産業省は来年度から、「リナックス」と呼ばれる無償の基本ソフトを希望する
学校に配布してウィンドウズと入れ替え、パソコンを再生させる事業を始めることになりました。
無償の基本ソフトは、インターネットからのダウンロードやCDの形で配布する計画で、基本
ソフトとあわせて、ホームページの閲覧ソフトやメール用のソフト、それに数学の学習用ソフト
も配る予定だということです。
経済産業省情報化人材室の夏目健夫室長は「古いパソコンもこのソフトを使えば、十分に教育用
として再利用することができる。パソコンの更新を検討している学校にはぜひ使ってもらいたい」
と話しています。
■ソース(NHKニュース)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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