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★飛行機内の迷惑に毅然と
28日は仕事納め。すでに学校は冬休みで、成田空港は29日、年末年始を海外で過ごす人たちの
出国がピークを迎える。楽しいはずの空の旅を台無しにしてしまうのが、酔っぱらいや携帯電話、
たばこなどだ。そんな迷惑な客に、航空会社は最近、サッカーの審判がカードを出すように、警告書を
出し、ひどい場合は飛行機から降ろしている。その対応ぶりは「ソフト」から「厳然」に変わりつつある
ようだ。(藤方聡)
日本航空(JAL)は最近、迷惑行為を繰り返す男性の搭乗を恒常的に断る処置をとった。8月には、
注意しても携帯電話を使い続ける客を旅客機から降ろした。客室乗務員の厳格な対応ぶりに、周囲の
客から拍手が上がったという。
同社が05年度に確認した迷惑行為は約100件。(1)携帯電話の電源を切るように求められた客が
「だまれ、くそばばあ」と暴言(2)化粧室の煙探知機を覆って喫煙(3)泥酔して暴れる客を備え付けの
器具で拘束(4)エコノミークラスなのにビジネスクラスに居座る、などがあるという。
同社成田広報室は「国際線はアルコールの提供があり、迷惑行為は国内線より多い」と言う。盗撮
された疑いのある客室乗務員の姿が出回ったこともある。
このような迷惑な客に従来は「やめて下さい」とお願いしてきた。変化したのは04年1月に改正航空
法が施行されてから。客に迷惑行為を禁止し、機長が禁止命令を出せるようになった。
同社が05年度に出した命令書は約10件。「違反行為を継続してはならないと命令します」と警告し、
警察への通報もあることを明記している。乗務員歴約20年の客室安全推進部の川野静子マネジャー
は「悪質行為をしたお客様は、恒常的に搭乗をご遠慮してもらうこともあります」と話す。
全日空(ANA)成田空港支店によると、同社でも客室乗務員に対する暴力など悪質な事例が増えて
いるという。
同空港に乗り入れている欧米系の航空会社では、サービスを提供する側と受ける側の関係は対等
との認識で、「暴言などは人格に対する重大な侮辱となる」(関係者)という。
朝日新聞(マイタウン千葉) 2006年12月28日
URLリンク(mytown.asahi.com)