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★自治基本条例が廃案 我孫子市議会 市長主導に反発
我孫子市議会は25日、市が提出していた自治基本条例の修正案を反対16、賛成11の
反対多数で否決、同案は廃案となった。本会議後に会見した福嶋浩彦市長(50)は「否決は
非常に残念だ。これをスタートに新たな自治基本条例制定の取り組みが始まることを期待
する」などと述べた。
本会議では、修正案を審議した特別委員会の津川武彦委員長が「『市民の定義』『市民の
権利』『議員定数の義務規定』で各委員から反対意見が出た。本議案は否決するものと決定
した」と委員長報告。
続いて行われた賛否討論では、議員から「(継続審議とせずに)あとに残さず終わらせるの
は残念。否決されれば(賛成の市民にとって)大きなトラウマになる」「理念には反対しないが、
市長主導の条例案で市民の関心は低く、共感が得られていない。今、なぜ必要なのか」など
の意見が出され、採決された。
当初の条例案は、福嶋市長の肝いりで9月議会に提出されたが、議会各会派が反発。
市は、成立すれば県内初の「市長任期は連続3期まで」とした任期制限条文を削除するなど
大幅な修正を加えて議会側に譲歩したが、溝は埋まらなかった。
産経新聞 (2006/12/26 08:26)
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