【漫画】米国剣士が引き込まれ、魅かれた六三四の姿…「六三四の剣」at MOEPLUS
【漫画】米国剣士が引き込まれ、魅かれた六三四の姿…「六三四の剣」 - 暇つぶし2ch1:あやめφ ★
07/11/19 01:44:22
20年以上も前に連載された剣道漫画が、知らぬ間に日本を脅かす外国選手を生んでいた。
昨年12月、台湾であった世界選手権の準決勝。お家元の日本は、13回の歴史の中で初めて
敗れた。その相手は米国。主将のクリストファー・ヤング(29)を剣道に出会わせたのは漫画
「六三四の剣」だ。

父は中国人、母は日本人で米国で生まれ育った。7歳の夏、日本に帰省中にアニメ「六三四の
剣」を見た。「一目ぼれしたというか。漫画を全巻そろえ、ロサンゼルスで道場に通い始めた」。
当時、日本語の読み書きは苦手だったが、絵を見るだけで引き込まれた。

小学生時代に日本一になった六三四は高校1年の夏、スランプに陥り、自分を鍛え直すため、
剣道部を退部して武者修行に出る。各地を回るうち、剣は人を殺すものではなく、人を生かす
ためのものだと悟る。

そんな六三四の姿に、ヤングはひかれた。「強くなるには誰よりも努力しないといけない。
自分でも旅をしていろいろな剣道を見てみたかった」

大学入学前、17歳の夏に決行した。三つ下の弟と2人、防具のほか、Tシャツと下着、短パンが
2枚ずつ入ったリュックを担いで六三四の故郷、岩手から鹿児島までを巡った。駅のホームで
剣道着を乾かし、パスポートを電車の中に忘れてあわてたこともあった。

町の道場、警察、高校の合宿などで様々な年代の人と剣を交えた。「がんばれば、認めて
くれるし、受け入れてくれる。日本の剣道の大きさを感じた」2週間だった。

世界選手権は大学1年から出場。団体では3位が最高で、日本と韓国の強さを実感した。4回目の
挑戦となる台湾の世界選手権の半年前、勤め先に休職を申し出た。日本で腕を磨くためだ。

弁護士として多忙だったが「仕事は年をとってもできる。後悔したくなかった」。ここでも、
武者修行に出た六三四の姿が決断を後押しした。東京事務所への出向が認められ、警視庁の
朝練習に参加して腕を磨いた。日本に勝った後、ある先生に言われた。「お前は十何年もかけて
準備してきた。日本に勝ってもびっくりすることはない」

ヤングの自宅には「六三四の剣」が3セットある。時折、道場に通ってくる子供に読ませる。
六三四の精神は、米国でも引き継がれている。

asahi.com
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