07/09/13 23:06:25
永井豪さんや井上雄彦さんら漫画家11人がホームページ(HP)で作品を無断公開されたとして、
HP運営会社側に計2050万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は13日、計2032万円の支払いを命じた。
設楽隆一裁判長は漫画家10人の損害額について、それぞれの請求額200万円を超す金額と算定し、
請求全額の支払いを認めた。
判決は正規の漫画配信サービスの料金と閲覧回数に基づき、
10人の損害額を1人当たり約5324万~約207万円と算定した。
残る1人については50万円の賠償請求に対し、約32万円しか認めなかった。
永井さんは「ネット上の著作権保護は混とんとしており力を合わせ対処する」、
井上さんは「判決で社会の著作権への理解が高まればと思います」とコメントした。
判決によると、運営会社は05年9月~06年1月、単行本をスキャナーで読み取った画像をHP上で公開、
最高で1日10万回閲覧された。同社役員は著作権法違反で有罪が確定、
この訴訟でも事実関係を認めたため損害額が争点だった。
原告と無断公開された主な作品は次の通り。(敬称略)
▽永井「デビルマン」▽井上「SLAM DUNK」▽魚戸おさむ「家栽の人」▽北見けんいち「釣りバカ日誌」
▽倉科遼「女帝」▽さいとう・たかを「ゴルゴ13」▽ちばてつや「あしたのジョー」▽原哲夫「蒼天の拳」
▽北條司「シティーハンター」▽村上もとか「六三四の剣」▽本宮ひろ志「サラリーマン金太郎」
<漫画>ネット無断公開、業者に賠償命令 永井豪さんら勝訴
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