07/09/13 17:39:42
ソニー、任天堂、Microsoftの間での家庭用ゲーム機戦争の話題が注目を集めているが、
ジャンル、レーティング、機能などから見たゲームの売り上げ実績については見逃されがちだ。
Electronic Entertainment Design and Research(EEDAR)が最近発表した「Console Intelligence
Briefing 2007」と題する調査結果は、特にこれらの指標に注目したものだ。
EEDARはデータを収集し、PLAYSTATION 3、Wii、Xbox 360の発売以降6月1日までの、219の
店頭販売タイトル、187のダウンロードタイトルを調査した。同社はGameSpotの姉妹サイト
であるMetacriticを平均レビュー得点の指標として用い、「信頼すべき情報筋」や直接的な
観察を含むさまざまな情報源から統計的なデータを引いている。
この調査結果で注目すべき点の1つは、成人向けのMにレーティングされたゲームが、最も
高い平均レビュー得点を獲得し、米国での総売上高平均ももっとも高かったということだ。
これらのゲームは、リリースされたタイトル全体の10%を占めており、「一部の大手小売店では
販売されていない」にも関わらず、この売り上げを達成している。
この調査ではまた、Metacriticで90点以上を得たゲームの数はリリースされたタイトルの
2%未満にも関わらず、その総売上は業界平均よりも531%高いとしている。さらに、調査に
よれば「高評価タイトル」はレビュー得点が低いゲームに比べ5倍売れているという。
EEDARの調査結果では、もっともタイトルの数が多かったジャンルはアクションゲームで、
全タイトルの24%を占めていた。ところが、総売上がもっとも高かったのはシューティング
ゲームのジャンルだった。この調査ではまた、オンライン接続機能を利用している小売店
販売のゲームは45%に過ぎず、 Wiiの全ゲームの98%にはオンラインサポートがない
としている。
CNET/GameSpot Japan
URLリンク(japan.gamespot.com)