07/08/17 12:42:33
声優業界に激震が走る─。今年5月28日、大手声優事務所アーツビジョンおよびアイム
エンタープライズの代表取締役を兼任する松田咲實氏が、声優志願の16歳の少女に採用を
ちらつかせてわいせつな行為をしたとして逮捕、書類送検された。松田氏は、声優のマネージ
メントを行う事業者が組織する日本芸能マネージメント事業者協会の副理事(当時)でもあり、
いわば業界の〝ドン〟的存在。それゆえ、「アニメ声優業界ではパワハラが当たり前」
「人気女性声優は、枕営業で役を手に入れている」などの噂話がネット上で過熱し、ファンは
いっそうの不信感を募らせている。
こうしたたぐいの噂はかねてから囁かれており、「今回の事件は氷山の一角で、業界内には
耳の痛い人物がほかにもいるはず」(アニメ業界関係者A氏)との声もあるが、一般には
その実情は不透明で、なかなか見えにくい。
しかし、まったくの噂かといえば、そうでもないようだ。この事件を受けて、ベテラン声優の
大塚明夫と黒田崇矢が自身のネットラジオ番組「Knock Out VOICE!!」で、枕営業の事実を
ほのめかす発言をしたのである。
驚くべきことに、今回取材した業界関係者のほとんどが、業界の枕営業・セクハラの存在を
肯定した。前出のA氏が、こう話す。「噂ではなく、ズバリあると思います。実際見たわけでは
ありませんが、以前、あるアニメ関連企業の上層部の方に『この業界には、今でもそういう
(枕営業のような)古臭い習慣が残っているんだよ』と聞いたことがあります」
声優仕事のイロハを教える養成所では、現役のベテラン声優や俳優、演出家などが講師として
迎えられることが多く、そこでも、生徒に対するセクハラ行為が行われているという。
「人気アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の主要キャストのひとりから、養成所時代にセクハラを
受けたと聞いたことがあります。彼女が『そういうことは、普通にある』と言っていたのが
印象的でしたね」(声優業界関係者)
声優を育てる現場で、そのような不埒な行為が本当に行われているのであれば、由々しき問題だ。
livedoor/サイゾー(一部略)
URLリンク(news.livedoor.com)
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