07/02/05 20:10:54
この新製品には、子供だけでなく、大人も満足させる要素が盛り込まれているという。
ちょっとマニアックな話になってしまうが、最近はウルトラマンがひそかなブームに
なっているようだから、“大人向けの魅力”について触れておこう。
「付属のDVDに収められている映像は、ウルトラマンを生み出した円谷プロさんに
監修してもらいました」(先の片野さん)というスジ金入りのもの。
「時間の都合で、実際の放送ではカットされてしまった戦闘機の飛行シーンなど、
未公開映像も満載しています。泣く泣くカットになったシーンを世の中に出せると、
映像制作のスタッフも喜んでいました。CGも番組と同じクオリティーで作ってもらい、
プロとして妥協のない映像に仕上げていただいた」(同)というから、ファンには
たまらない映像がぎっしり詰まっているようだ。
2枚組のDVDのうち1枚は、初代ウルトラマンらが登場。そうした映像の効果もあってか、
先月26日の発売以来、かつてのシリーズを熱心に見たおじさん世代も買っていっているという。
それにしてもウルトラマンはそんなにブームになっているのか。片野さんに聞いてみると、
「この年末年始はソフトビニール製の人形をはじめ、ウルトラマン関連グッズがビックリ
するほどよく売れた」といい、量販店などでは歴代ウルトラマンや怪獣の人形などが
品薄になったほどだ。
DVD映像とゲームの融合という“新境地”を開拓したバンダイ。激しいゲーム機戦争に
一石を投じることになりそうだ。