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鹿児島と富山で無罪判決が2件相次ぎ、捜査に関する問題点が指摘されていることを
受け、警察庁は捜査部門を監督する新たな制度を設ける方針を固めた。
国家公安委員会が1日、同庁に「取り調べの適正化」を求める決定を出したことを受けた
もので、年内をめどに指針をまとめる。同委員会が文書で警察庁に対策を求めるのは初め
て。
警察捜査に対する国民の信頼回復に加え、2009年から始まる裁判員制度を踏まえ、
捜査体制の見直しが不可欠と判断した。
今回、同委員会が求めた内容は、<1>取り調べに対する監督の強化<2>取り調べ
時間の管理の厳格化<3>適正な取り調べを担保するための措置<4>捜査に携わる
者の意識向上―の4項目。同庁では今後、捜査外の立場から取り調べ状況を監視・
監督する部門を新設し、必要に応じて容疑者から取り調べ状況を聞き取ることなども検討
する。
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