07/08/15 12:27:26 0
以前、「不幸の手紙」と称されるはがきが送られてきた。同じ文面のはがきを何人かに送らないと
不幸になるとある。不愉快な思いをしたが、先の大戦中には「平和の手紙」があった
▼「我々はもう戦争はあきあきしました、一日も早く平和の来る様神様に御祈り致しましよう」。
やはり同じ文面で何人かに送ることを求めているが、内容は不幸の手紙と違って、
人々の心をつかむことができる。国家が世の中を戦争一色に染めようとしてもそうはいかなかったようだ
▼他にも事例はある。「一億の国民は腹ぺこ(略)団結して反戦運動を展開せよ」と書かれたビラが
まかれたこともあれば、全国の公衆便所には「戦争ヤメロ」の落書きが頻繁に
登場した
(略)
▼「いつか来た道を歩んでいない」と答えるためにも、
あの戦争で一人一人の身に起きたことをもっと詳しく知りたい。平和の手紙にしても誰が考えたのだろう。
その努力を続けている限り、反戦の心情を失うことはないと信ずる。
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