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中国科学院植物研究所の蒋高明(ジャン・ガオミン)主席研究員は05年7月からこれまで、
中国全土を回り、養鶏場で死んだニワトリがどう処理されるのかを調査。その結果、死ん
だニワトリの80%が中国人の食卓にのぼっていることが判明した。
蒋研究員は、死んだニワトリを養鶏場から買い取る専門の業者が存在することを明らか
にし、彼らによって一般の市場などで「鶏肉」として売られていると示唆した。
驚いたことに、大量の病死したニワトリが動物病院から市場に持ち込まれているケースも
多いという。蒋研究員の話では、養鶏農家が動物病院へ持ち込む死んだニワトリは、なん
らかの疫病にかかっている可能性が高く、本来ならば焼却処分しなければならない。しかし
動物病院はこれを無視し商売に励んでいるという。ここでもまた、病院を専門に回って死ん
だ鳥を買い取る業者が存在するのだ。
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