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戦前の爆笑王・桂春団治は、天才的な話術と破天荒な生き方でなにわ
の人気者だったが、希代のトラブルメーカーでもあった。昭和5年、所属し
ていた吉本興業に無断でラジオに出演し、会社に損害を与えたと財産の
差し押さえを食らったのである。
▼執行官が家財道具にぺたぺたと差し押さえの紙をはっていると、春
団治はその1枚を破りとって自らの口にはった。わが口舌こそ最大の財
産だと芸人の意地をみせ、ピンチをギャグに変えたこの逸話は、春団治
伝説の白眉(はくび)だ。
▼家具や電化製品にまで差し押さえの紙をはられるくらい屈辱的なこ
とはない、とは経験者の話である。きのう在日本朝鮮人総連合会(朝鮮
総連)の活動拠点である中央本部が整理回収機構によって事実上、差
し押さえられた。許宗萬責任副議長ら幹部のみなさんはさぞ悔しかろう。
サンケイ
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