07/06/23 16:56:42 r5yoeAhI0
ロンドンを訪問中の脱北者、安明哲さん(38)は23日までに、時事通信とのインタビュー
に応じ、北朝鮮の政治犯収容所の警備隊員だった1993年ごろ、「拷問施設で日本人妻が
棒で殴られているのを見た」などと生々しい証言を行った。
安さんによると、女性は50歳ぐらいで、夫は朝鮮人。「『日本に帰りたい』と言ったために
拷問を受けることになった」という。女性は後ろ手に縛られた上、両脚のひざ裏に角材を
挟まれた形で前かがみに座らされ、看守が馬乗りになって棒でたたいていた。
周辺の警備を行っていた安さんは、女性の悲鳴や反抗する声、棒でたたかれる音などを
何度も聞き、「女性が自分の母親と同じぐらいの年齢だったので動揺した。恐らく女性は
その夜に死んだと思う」と話した。
この収容所は北朝鮮北部・咸鏡北道の会寧市にある。安さんは87年から勤務していたが
父親が体制批判を行って処刑されたのを機に脱出を決意、95年に中国経由で韓国入りした。
URLリンク(www.asahi.com)