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中国の公式統計で1996年から2000年までのエネルギー消費量が減少
しているのは、実態を反映していない可能性が高いことが分かった。海
洋研究開発機構と国立環境研究所、アジア経済研究所の共同研究チー
ムが24日までに、千葉市で開催中の日本地球惑星科学連合大会で発
表した。欧州の衛星で観測した中国都市部上空の二酸化窒素(NO2)濃
度を分析すると、上昇していた。
海洋機構の秋元肇ディレクターは「エネルギー消費量の統計が正しく
ないと、温室効果ガスの排出量を正確に計算し、予測することができな
い。日本など周辺国がガス削減に努力しても、中国の排出量推計の誤
差の範囲内にとどまってしまう」と話した。統計が実態から懸け離れた理
由は、酸性雨の原因となる硫黄含有量の多い石炭の消費量を少なく見
積もったと考えられるという。Yahoo! JIJI
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)