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民主党は、「ヒトと野生生物が共生できる社会」の実現を目指して、小学
校などの義務教育の課程に、野生生物の保護に関する教育科目を新設
することなどを盛り込んだ、「野生生物保護基本法案」をまとめました。
それによりますと、「絶滅のおそれのある野生生物が増加しているにも
かかわらず、環境省とほかの省庁の連携が不十分で、対応しきれてい
ない」としたうえで、「ヒトと野生生物が共生できる社会の実現を目指し、
保護・管理の枠組みを定める必要がある」としています。具体的には、野
生生物を保護する区域の設定や、絶滅するおそれのある生物の指定な
どを総合的に推進していくための基本計画を定めるとしています。また、
小学校などの義務教育の課程に野生生物の保護に関する教育科目を
新設するほか、専門的な知識や技術を持つ人材の育成を進めることなど
が盛り込まれています。民主党は、党の政策決定機関である「次の内
閣」などでさらに法案の内容を詰めたうえで、国会に提出することにして
います。NHKニュース
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