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台湾は、１０年前からＷＨＯ総会へのオブザーバーとしての参加を求め
てきましたが、ことしは初めてＷＨＯへの正式な加盟を申請し、陳水扁総
統も「台湾で鳥インフルエンザの感染者が出た場合、世界への拡大を防
ぐためにもＷＨＯへの加盟は欠かせない」と訴えてきました。１４日から
ジュネーブの国連ヨーロッパ本部で始まったＷＨＯの年次総会では、台
湾と外交関係を持つ中南米の国々がこれを総会の議題として取り上げる
よう求めたのに対し、中国やパキスタン、ロシアなどが強く反対し、採決
の結果、議題としないことが決定され、台湾の申請はことしも却下されま
した。去年、中国人として初めて国連機関のトップに就任したマーガレッ
ト・チャン事務局長の発言にも注目が集まりましたが、総会初日は議事
が大幅に遅れ、事務局長の演説は見送られました。NHKニュース
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