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Uターンの氏本さん 県内初の試み
北海道から上関町祝島にUターンした氏本長一さん(57)が、耕作放
棄地にブタを放牧し、排せつ物などを肥料に、野菜作りに取り組む循環
型農業を始めた。ブタ放牧による循環型農業は県内で初めて、という。
氏本さんは、北海道の帯広畜産大を卒業後、道内で畜産業に従事。高
齢になった母親の介護のため今年2月、里帰りした。県農林総合技術セ
ンター畜産技術部(美祢市)が、竹林の荒廃を防ぐため、ブタを放牧してタ
ケノコを食べさせる実験をしているのを知り、自宅の棚田(約50アール)
での放牧農業を思い付いた。
氏本さんは、子ブタ2匹を購入。逃げ出さないように約10アールの棚
田を電気牧柵(ぼくさく)で囲って放牧。餌は生えた雑草のほか、島の摘
果ビワや規格外のサツマイモなどで賄う。放牧で除草が終われば、順次
場所を移していく。ふん尿は、無化学肥料や無農薬による有機農業に役
立てる。西日本新聞
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