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自民党の山崎前副総裁は、山崎派の総会であいさつし、夏の参議院選
挙で与党が過半数を確保できなかった場合、中川幹事長ら党5役は辞
任すべきだとしたみずからの発言について、「おわびしておきたい」と陳
謝しました。山崎前副総裁はさきに、夏の参議院選挙について、自民・
公明両党で過半数を確保できなかった場合には中川幹事長ら党5役は
責任を取って辞任すべきだという考えを示しました。これについて、山崎
氏は「参議院選挙の勝敗はこれからの政局を占うものだとされており、
『仮に選挙に負けたらどうなるのか』ということをよく聞かれる。それに答
えているうちに、いろいろと誤解や曲解を招いた面もあるのでおわびして
おきたい」と陳謝しました。山崎氏のさきの発言をめぐっては、党内から
「今は選挙の勝利に全力をあげるべきであり、戦う前から負けた場合の
ことをとやかく言うべきではない」という反発が出ており、10日の発言
は、こうした反発に配慮したものとみられます。NHKニュース
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