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最近、「砂嵐発生源調査隊」が四川省のゾルゲ(若爾蓋)草原を調査した
結果、驚異的な速度で沙漠化が進んでいることが判明した。
調査隊関係者は、ゾルゲ草原は毎年11.65%の速度で沙漠化が進んでお
り、沙漠はすでに成都平原からわずか400kmの地点にまで到達している
と述べ、ゾルゲ草原の沙漠化の影響は当地の生態系にとどまるもので
はなく、ゾルゲ草原を発生源とする砂嵐はおそらく中国北方地区全体に
被害をもたらすものと警告した。
四川省ゾルゲ県は青藏高原東北部に位置する。広大な湿地帯を有し、
中国の2大大河である黄河・長江の水源地の1つ。特に黄河の水の30%
はゾルゲ湿地に由来する。現在、沙漠化が進行し、水源地の上空にま
で砂嵐が発生するようになってきた。早急な沙漠化対策が求められる
が、資金・人材の欠乏は深刻で、対策は一向に進んでいないという。
Yahoo!レコードシナ(翻訳/編集・KT)
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