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東京・墨田区議会の２００５年度の政務調査費を巡り、同区監査委員は２６日、自民、公明
両党や民主クラブなど計４会派が使用した計約１０３０万円について、「会議用交通費などが
高額で、使途基準に反した目的外使用にあたる」などと指摘した。
このうち、自民は指摘分の約５３９万円をすでに返還しており、残る公明などの約４９０万円
について、区長に返還を求めるよう勧告した。
同区の市民団体代表が監査請求していた。監査結果によると、自民のほかに目的外と
指摘されたのは、公明約３５３万円、民主クラブ約６４万円など。
自民は、政調費から支出した区議１人あたり５０００円を超える飲食費などが目的外と
指摘された。この超過分は計８４万円。公明は、会議出席の交通費として、区議１人あた
り１日５０００円を支出していたが、１０００円以上は目的外使用にあたると判断された。
また、民主クラブは、韓国や北朝鮮への視察経費計約３９万円について、「区政と関係
ない」と指摘された。
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