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米バージニア工科大の銃乱射事件のチョ・スンヒ容疑者が韓国出身だったことは、
米国に約200万人が住む韓国人や韓国系住民に暗い影を落とした。ただ、当初懸念
された韓国人社会への大きな反発は広がっておらず、1人の犯罪によって民族全体が
罪を背負う必要はないという声もある。
韓国人商店を狙った黒人暴動が1992年に起きたカリフォルニア州。地元の韓国系
教会で指導的立場にあるカン・スクヒーさん(53)は、事件について「ただただショックを
受けた」と話し、韓国人社会として犠牲者を悼むため、教会で追悼式を開いた。
一方でカンさんには、今回の問題は「精神を病んだ容疑者の問題」で「韓国人社会が
責任を問われる犯罪ではない」という思いもある。
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