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エジプト検察当局は１７日、同国原子力庁などのコンピューターに侵入し
核開発情報を入手するなど、イスラエルのためのスパイ行為を行ったとして、
同原子力庁のエジプト人技術者ムハンマド・サベル容疑者（３５）と、
日本人男性、アイルランド人男性の計３人を訴追したと発表した。
検察当局によると、日本人とアイルランド人の２人が香港でサベル容疑者に
金品を渡して犯行を依頼、情報を入手した疑いが持たれている。２人は
拘束されておらず、検察当局が行方を追っている。
検察当局者によると、日本人男性は香港在住の４５歳。氏名は「アイズ・シロウ」
あるいは「イズ・シロウ」とみられるが、英語や日本語の資料がなく正確な発音は不明。
アイルランド人男性の名はブライアン・ピーター。
在エジプトの日本大使館は、日本人の訴追について「そういう情報はない」
と述べ、事実関係の把握を急いでいる。
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