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中国大陸から飛来する黄砂が１日、東京都心や埼玉県熊谷市、前橋
市で今年初めて観測された。記録的な暖冬を経た今春は例年より黄砂
の量が多くなるとの予測もある。
中国内陸部のタクラマカン砂漠や黄土高原などから舞い上がった砂の
粒子が数千メートルの高さに達し、偏西風に乗って日本まで飛来する。
気象庁によると、今年は３月下旬から北海道をのぞく東日本の広い範囲
で観測されているという。
気象情報会社「ウェザーニューズ」（東京）は「中国大陸も例年より暖か
かったため、砂が舞い上がりやすくなっている。今春の黄砂は期間も長
く、量も多そう」と予想している。 asahi.com
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