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アイヌ民族のフチ(おばあさん)、故四宅(したく)ヤエさん(一九○四-
八○年、釧路管内白糠町出身)が吹き込んだ歌や物語などの大量の
テープが山形県の研究者宅で見つかり、その一部がCD五枚と解説本
一冊にまとめられた。テープの録音時間は計二十一時間半。アイヌ語
を母語として生まれ育った人の音声記録としては膨大で、アイヌ語研
究の国内第一人者、中川裕・千葉大教授は「個人の伝承の集大成。
公開されたアイヌ民族の音声資料としては最大級の量だ」と話している。
オープンリールテープ十五本分の録音は、冨水慶一・元駒沢大講師
(北方考古学)=山形県南陽市在住=が六八年に白糠町の四宅さん
宅で採取した。北海道新聞 編集委員 久田徳二
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