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日中歴史共同研究の第２回会合が１９日、東京で始まった。今回の会合
は、第２次世界大戦中の日本軍従軍慰安婦問題で、狭義の強制性を否
定した安倍晋三首相の発言をめぐり議論が紛糾する中で開かれた。
会合には日中からそれぞれ１０人の歴史学者が参加。日本外務省によ
ると、非公開で２日間開かれ、参加者は麻生太郎外相を表敬訪問する。
日中歴史共同研究は昨年１０月、安倍首相が訪中した際に中国側と合
意。同年１２月に北京で初会合が開催された。来年の成果発表を目標と
している。
研究は日中の歴史全体を対象とするが、特に日中戦争が一つの焦点と
なっている。中国側は、日本の対中侵略で３５００万人が死傷したと主張
するが、日本では、多くの学者が異論を唱えている。goo〔ＡＦＰ＝時事〕
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