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日産自動車は、経済の急成長が続くインドに本格的に進出するため、再
来年の稼働を目指して、フランスのルノーやインドのメーカーと合弁で、
南部のチェンナイに新たに工場を建設すると正式に発表しました。それに
よりますと、日産は、インドの大手自動車メーカー「マヒンドラ・アンド・マヒ
ンドラ」や提携関係にあるフランスのルノーと合弁で、南部の港湾都市
チェンナイに車両の生産工場を建設します。工場は再来年後半の稼働を
目指し、７年後には３社の生産台数をあわせて４０万台まで伸ばす計画
です。日産は、これとは別に、ルノーと合弁で、この地域にエンジンの生
産工場も建設する計画です。日産は低価格な小型車を生産して、インド
で販売するほか、ヨーロッパに輸出することを検討しています。インドで
は、乗用車市場の過半数を握るスズキが、去年、２つ目の工場を稼働さ
せたほか、トヨタ自動車やホンダ、それに欧米のメーカーも生産体制を強
化しており、インドを拠点にした世界の自動車メーカーの競争が一段と激
しくなりそうです。NHKニュース
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