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実際の新幹線の車両や駅のホームを使い、化学物質を使った大規模な
テロが起きたことを想定した初めての訓練が、２５日未明、ＪＲ新大阪駅
で行われました。訓練は、新大阪駅に到着したＪＲ東海道新幹線の車内
で有毒な化学物質がまかれ、多数の乗客が目の痛みや吐き気を訴えた
という想定で行われ、大阪市消防局や大阪府警察本部、それに陸上自
衛隊などから３３０人余りが参加しました。そして、まず、ＪＲ側から通報を
受けた消防隊員や警察の機動隊員らが防護服を着てホームに到着し、
症状の重い乗客らを抱きかかえたり車いすで運び出したりしました。
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